便秘のレベルを知って、適切に対応すれば症状は改善する
一般に便秘という言葉は使われています。
しかし、便秘にもレベルがあり対応の仕方を間違うと
一時的な便秘なのに慢性的な便秘になってしまいますので
注意が必要です。
まず最初に
あなたの便秘はどのレベルかチェックしてみましょう
一般的に何日排便がないと便秘ではないかと心配しますが
医学では、何日排便がないと便秘という定義はないそうです。
一般にべんぴといわれるのは、週に1回程度で、排便に時間が
かかり、おなかがはっている、苦しいなどの状況が便秘と
言われています。
便秘には大きく分けて二つあります
「安心便秘」と「要注意便秘」
安心便秘は、気になるが対策は必要ない便秘(急性便秘)
春に環境の変化で職場や人づきあいが変わる。
具体的に、トイレの環境が変わるなどでお通じがなくなる
ことがあります。
旅行などでもトイレのタイミングが変わっただけでも
排便がなくなることがあります。
しかし、一時的に排便がなくなってもすぐにいつもどおりに
戻れば問題ありません。
こういった便秘は、安心便秘です。
要注意便秘は、対策が必要(慢性便秘)
常にだらだらと「お腹が張る」「排便後もスッキリしない」など
慢性的に不快感に苦しんでいる便秘は要注意です。
では、どうチェックしたらいいのでしょうか
調べることにしました。
1.排便回数
2.便の色
3.便がどんな状態か
今回便秘のチェックなので
安心便秘か要注意便秘で分けます。
1.回数は一週間に一回ないと便秘傾向
それ以上あればさほどしんぱいないそうです。
2.色は赤や黒は要注意これはどこかの出血による
そうです。
黄色や黄褐色ならば良好
3.硬い便、小さい兎の糞の様なべんは要注意
やわらかくソーセージの様な便は良好
それ以上に柔らかく、水の様なべんは下痢傾向
また、長い期間下剤に頼らなければ排便できない方は
腸の病気の可能性が高いのですぐに医師に相談したほうが
いいです。
まとめ
環境の変化やストレスなどで便秘が実は一時的なものであるにも関わらず
クスリに頼ってしまって逆に慢性便秘の入口になってしまわない
ようにまずチェックしましょう。
そして、慢性的な便秘がなぜ良くないのかというと
わたしたちは、食べたものからだで消化吸収されて、それ以外のものは
からだの外に出されるようになっています。
そのサイクルがくずれるとてきめんにお腹が張ったり、苦しくなったり
します。
この状態を放置していくと少しずつ食べ物を受け付けなくなったり
からだの変調をきたしていきます。
何より本来からだがから出そうとしているものの中に有害なものも含まれて
います。
それが長い間体の中に有り、体をめぐるわけですから,いいわけありません
早く,からだから出さなければなりません。
これが原因で、大腸ガンの危険も増えます。