便秘の解消にクスリの量を減らすために

便秘の解消にクスリの量を減らすために
便秘の症状は、クスリでコントロールできるけどなるべくなら飲みたくない
と思っていたら、ためす価値はあります。

そんな便秘の助っ人を探してみました。

排便の強い味方

オリーブオイル

便秘対策には、生のエキストラバージンオリーブオイルを大さじ1~2杯
一日に摂るのが効果的と言われています。

そのままスプーンでとってもあまりくせがありませんが、他にサラダにかけたり
納豆にかけてとる方もいます。

最近はトーストなどパンを焼いてそれにバターやマーガリンの代わりに
オリーブオイルをつけて食べれは、大さじ2杯ぐらいはとれます。

だ足ですが、マーガリンのトランス脂肪酸が問題にとりあげられるようになって
オリーブオイルに変えて知らず知らずのうちにお腹の調子が良くなった方も
います。

どうしてエキストラバージンオリーブオイルが便秘に効果があるのかというと

オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸の効果です。

オレイン酸はオリーブオイル100mlあたり約70ml、リノール酸は
約10mlとほかの油に比べるととてもオレイン酸が豊富に含まれています。

油は食べてから腸に届くのにあまり時間がかからないので即効性があります。

なぜオレイン酸が良いのかとというと、小腸で吸収されにくいという特徴が
あり、大腸に届くのが理由です。

腸に届いたオリーブオイルは消化され残りのものに混ざり、スベリを良くして
腸管内をスムーズに移動させると考えられているからです。

しかし、エキストラバージンオリーブオイルも油ですから、便秘にいいからと
過剰に摂取するとカロリーオーバーになりますので気をつけましょう。
オリゴ糖

オリゴ糖を1日3グラム摂取すると腸内のビフィズス菌が数倍なると
言われています。

オリゴ糖も胃や小腸で胃液などでも死滅しないで大腸に到達します。
そして腸内でビフィズス菌のエサとなって善玉菌を増やす働きがあります。

オリゴ糖というと甘味料で有名になったですが、食品でもオリゴ糖が
多く含まれるものがあります。

例えば、果物 中でもバナナは1本(100グラム)で300ミリグラムと
オリゴ糖を多く含んでいます。

他にハチミツや豆乳。

野菜では、アスパラガス、玉ねぎ、ゴボウ、トウモロコシ、ニンニク

あと、納豆にも含まれています。

オリゴ糖が有名になった立役者の甘味料を使って摂るのも効果的です。

ご存知のように砂糖の半分のカロリーで甘さは2倍というオマケが
ついているのも嬉しいです。
植物性乳酸菌

植物性乳酸菌はあまりなじみがない方が多いと思います。

乳酸菌の漢字からして、乳という字が入っていますので牛の乳から採った
牛乳由来というイメージが強いですね。

植物性乳酸菌は、味噌や醤油など植物に含まれるぶどう糖などをもとに
しています。

植物性乳酸菌が注目されているのは、動物性乳酸菌が胃液などで死滅して腸まで届きにくいのに比べ、生命力が強く酸やアルカリまた温度変化にもつよいため、
生きたまま腸まで届いて善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。

植物性乳酸菌が多く含まれる食品は、発酵食品です。

具体的には、キムチや味噌
他には、漬物(特にしば漬け、野沢菜、すぐき)、醤油、日本酒など

植物が原料の発酵食品です。

最近は、飲料コーナーでも植物性乳酸菌のものも増えてきましたので
手軽にとれるようになりました。

まとめ

これらのものを毎日の食生活の中で活用して、クスリの量を減らせた方も
いらっしゃいますので、ぜひ試してみてください。

ありがとうございました。

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