映画『マジェスティック』2001年あらすじ感想|知られざるフランクダラレボ作品

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映画マジェスティックあらすじ感想|キャスト 俳優

映画『マジェスティック』2001年、どうしてタイトルに年代を付けているのかと申しますと、同じタイトルで1974年公開、チャールズブロンソン主演の作品と区別するために年を書いています。

さて、この映画で注目するポイントは、主演ジムキャリーはもちろんですが、監督はあのフランクダラレボなんです。

フランクダラレボは、『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』などで知られています。

作品の印象は、『ショーシャンクの空に』のときも、前半の導入部分は速いテンポですが、そのあとのシーンではゆったりと丁寧な感情表現をしています。

彼のゆったりと丁寧に描く作風は『マジェスティック』でも生かされているので、登場人物の感情と重ねられる映画だと思います。

反面、かったるい感じがあるのも否めません。

でも、時間に余裕を作っても観る価値はあります。

最後に、映画の感想をまとめていますので、よろしくお願いします。

 

masasun

はじめまして、masasunと申します。

東京で半世紀以上前に生まれました。
映画は子供のころから観ているのでキャリアは
長いです。

学生時代にまとめて深く観ていた経験で少し変わったアングルから紹介できたらと思います。

落ち込んだ時、楽しい時何にも分からないで茫然としていた時に教えてくれたり、聞いてくれたり励まされたりとお世話になってる映画の効用を少しでも伝えられたらうれしいです。

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映画『マジェスティック』2001年キャスト解説

 

公開  2001年 アメリカ

監督  フランクダラボン

主演  ジムキャリー

この作品は、登場人物が多いのでキャラクターと人間関係をまとめてみました。

あと、映画の設定は1950年代のアメリカです。

今のアメリカの情況とあまりに違い、ストーリーから脱落しそうだったので調べてみました。

映画の場面は大きくふたつに分かれていて、ハリウッド映画関係者と海辺の町の人々です。

主人公ピーター・アップルトンは、ハリウッドで将来を期待されていた脚本家。

海辺の町の人々

ルーク  第二次世界大戦から戻らなかった青年で、町の希望の象徴

アデル  ルークを待ち続けた女性

ハリー  ルークの父で、主人公ピーターをルークと信じ暖かく迎える町の重要人物

人物の関係をまとめるとネタバレになってしまいますが。興をそがないように説明します。

この物語は、事故で記憶喪失になったピーターをルークの父ハリーの思い込みにより話が展開していきます。

ピーターをはじめ町の人々も、戦争から戻ってこないルークである確証はないのですが、ルークの父ハリーの言葉を信じルークとして生活し始めます。

町でルークを知る多くの人々も、記憶の戻らない主人公ピーターをルークであって欲しいと思っています。

町で唯一はじめから直感的に別人と確信していた人もいましたが、ピーターの本当の姿がわかるまでは、町ではルークです。

ハリウッドの場面の人間関係の中で、恋人以外は映画関係者やFBI・政府関係です。

何の罪でピーターが追われているのか、脱線しますがこれも『ショーシャンクの空に』に似た印象です。

主人公が、理不尽に冤罪や濡れ衣を着せられる設定、もやもやした気持ち、どうしたらいいのかわからない、どん詰まり感です。

ピーターの弁護側も、生き残る取引に、信念などそんなものいらないと、言わんばかりの

メンツです。

遅れました、権力側がどこまでも追及していたのは、当時アメリカで「赤狩り」という名の反共産主義の社会運動が背景にありました。

映画を理解するのに必要な大まかな雰囲気は、共産関連とうわさが出ただけで、白眼視され近くによるのもはばかられる状況だったのです。

投獄や社会的に生きていけないようにされないために、人々は自分を守るために良心に反した行動をしていた時代でした。

良心を持ち続けることがとても困難な時代。

そのような時代背景を知らないと、主人公ピーターの感情が大きく揺れる理由が判りにくいと思います。

 

映画『マジェスティック』2001年あらすじ

 

『マジェスティック』』は、事故により記憶喪失になり別人として受け入れられると同時に、赤狩りという狂った時代の中で、個人が良心を守れるかを描いた作品です。

主人公ピーターが事故までの状況を目まぐるしく展開していきます。

ピーターはハリウッドで将来を期待された脚本家ですが、学生時代共産党の集会の出席者リストに名前があったことで、仕事を奪われ彼女からも別れを告げられ、お先真っ暗です。

身に覚えのない事でFBIに追われ、誰も味方のいないゼロの状態で深酒し事故までお越し

この世とおさらばしてもおかしくない。

現代なら飲酒運転で事故を起こすという設定だと悪人扱いですが、作者は思い上がってはいても悪人として扱っている印象はないです。

九死に一生を得てからの展開はフランクダラボンの本領発揮でゆったりとしたテンポで感情が描かれていきます。

海辺の町の雰囲気も静かでテンポもピッタリです。

浜辺に打ち上げられた不審者を親切に町まで連れて行き、食事までさせる、アメリカにもこんなシーンが普通の状況があったんですね。

記憶を失ったピーター個人が、自分を取り戻すのと海辺の町の再生がオーバーラップされていきます。

映画館が、ピーターそのものです。

そして映画館が、町の中心でもあります。

映画ファンには、うれしい限りです。

大画面で多くの人々と物語を共有し、現実から離れ苦しみを一時忘れ、希望を見つける場所だと気づかせてくれました。

ここからまた新しい場面になります。

そして、これまでのシーンは再生と解放の大団円への序章です。

これ以上は、ネタバレになるのでじっくり、画面で味わってください。

 

映画『マジェスティック』2001年感想

 

映画『マジェスティック』で監督には触れましたふれましたが、主演のジムキャリーについても感想を述べたいと思います。

感想として、『マジェスティック』の主演はもっと渋い演技の役者がやるのが適してるように思っていましたが、ジムキャリーで当たりです。

ジムキャリーというと、どうもコメディタッチを連想していましたが、笑いから涙までの感情の波の大きさが、声域に例えると3オクターブ出せるような印象です。

豊かな感情表現力を持っているので、いらだち、悲しみ、とまどい、など自然に主人公の気持ちに寄り添えた感じがあります。

主人公のピーターは記憶喪失という状況ではありましたが、別の人物のキャラで行動して自分とは何かと思い続けたのではないかと、全編を通じて感じました。

記憶があるから自分なのか、それとも選び取る行動が自分を決めるのか

そんな問いを出す主人公ジムキャリーは、はまり役でした。

それにしても、ジムキャリーのほかの作品でも同じなのですが、面白かった、気持ちがほっこりした、だけでなくなんか問いを出された感じがあるのは私だけ出ようか。

ジムキャリーの他の作品の感想も述べさせてもらっています、よかったらご覧ください。

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最後まで読んでくださりありがとうございました。

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